集客できるホームページを作るために重要な考え方

集客できるホームページを作るために重要な考え方は、ホームページに集客する仕組みを考えることです。

世の中の大半の経営者や店長は、ホームページを作ろうと考えた時に、ホームページにどんな要素を入れて、どんな写真を使い、どんな見た目にしようか、ということには一生懸命になりますが、結局それはホームページを見てくれる人がいる前提の話であり、ホームページにアクセスしてもらうこと自体に最初のハードルがあることに気づいていません。

そこに気づかずホームページを作ってしまうものだから、大半の方は”ホームページ作ったが効果がない!“→”デザインを変えてみよう!”→”効果がない!デザインを・・・”と
デザインループに陥ってしまうか、単純に「うちはWEBで集客できないんだ!」とあきらめてしまうかのどちらかになります。

集客できるホームページを作るためにデザインは必要ない?

もちろん、集客できるホームページを作るためにしっかりとコンセプトや戦略を持ったデザインは必要です。
ただ、伝えたいのは「ホームページに集客する仕組みがなかったら、どんなに素晴らしいデザインでも意味ないよね」ってことです。

なんとなく言いたいことはわかるけど、まだしっくりこないという方のために少し数字でお話ししてみます。

例えば、WEBの世界では俗にいう成果(目標)のことをCV(コンバージョン)、その達成率をCVR(コンバージョンレート)と言います。
エステの店舗のHPがあったとして、WEBサイトから予約まで行ってほしいなぁ、という際には予約完了がCV(コンバージョン)、サイトにアクセスしてきた人数÷予約までした人の数がCVR(コンバージョンレート)となります。
※あえてわかりやすく簡略化しているため、正確に言うとちょっと違うよというのはご容赦ください。

ではこのCVR(コンバージョンレート)ですが、平均っていくつなの?と思うかもしれませんが正直業界・形態・何を成果に置くのか・サイトにどうやってアクセスを稼ぐか、によって全く変わってくるため、これが平均じゃぁ!とバンと出すことができません、、、、

むりやり大雑把に言えば1%~10%くらいの範囲で落ち着くのが妥当なんじゃないかなと思ってます。
※ここは異論認めます。詳しい方いればぜひ教えてください。

ここから本題です。
例えば、あなたはもともと月間のアクセスが100でCVRが5%のサイトを持っていたとします。
リニューアルしてより顧客にウケるデザインになった場合
リニューアル前 月間100アクセス × CVR 5% = 5人
リニューアル後 月間100アクセス × CVR 10% = 10人

CVR(=目的達成率)を5%→10%に改善すると、お客様が5人純増したことになります。

対して、同様のサイトを持っていて
リニューアルしてより顧客からアクセスされるサイトになった場合
リニューアル前 月間100アクセス × CVR 5% = 5人
リニューアル後 月間300アクセス × CVR 5% =  15人

CVRは変わっていませんが、アクセス数が100→300になったことによりお客様が10人純増したことになります。

いやいや!!なんでアクセス数だけ3倍にしとんねん!!
と、思うかもしれませんが、今まで何の施策も打っていないホームページであれば、よっぽどニッチで需要のない業種でない限りコンバージョンを改善するよりもアクセス数を改善するほうがはるかに簡単なんです。
しかも、実はアクセス数の少ないサイトというのはCVR自体を改善するのが難しい場合も多いのです。

サイトのアクセス数が少ない理由

サイトのアクセス数が少ない場合は、たいていSEO対策(検索対策)ができていないことがほとんどです。
店舗のホームページでのSEO対策とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーが「エステ × 世田谷区」などで調べた際に、検索結果の上位にでてくるように対策することです。
ポイントなのが、「e.c.d.o’s エステ」などのお店の名前を調べた際に出てくることが目的ではなく、あくまで「業種 × 地域」で調べた際にでてくるようにすることです。

なぜかというと、「e.c.d.o’s エステ」などと調べている時点で、すでに自店の顧客・もしくは自店を知っているという前提になります。
大手の有名チェーン店や、地域でもともと有名な店舗であればお店のお名前を直接調べてくれる人の数もそこそこいますが、そうでなければこういった形で検索されることはほとんどありません。
※恐れず言えば、ウチは地元で結構有名なんじゃ!と思っている方の90%が、自身で思っているより知られていない&調べられてなかったりします。

また、

なので、あくまで「世田谷でエステをしたいけど、どこかいいお店ないかな」と探しているお客様に見つけてもらうことが重要ですし、今までそんなユーザーのアクセスをすべて逃していたとしたら、ここを対策するだけでアクセス数は改善していきます。

さらに重要なこと

「世田谷区 エステ」というワードでホームページが上位化すれば、世田谷でエステをしたい方のアクセスを増やすことができます。

ただ、エステがしたい!という方の中でもよりピンポイントに検索する方がいます。
例えば、
世田谷区 フェイシャルエステ
世田谷区 痩身
世田谷区 ダイエット


こういった細かいワードで調べる方のアクセスも稼いでいくことでより見込み顧客が増えていきます。

そこで大事なのが、「ホームページの構造」です。
が、このページで構造の話までしていると結構な超大作になってしまうので気になる方はこちらのページをご参照ください。

多店舗展開をしている方で、なかなかホームぺージの集客ができない、各店舗の地域などで検索上位化できていないという方も、この構造的な問題を抱えていることが多いと思うので、ぜひご参照ください。

ちょっと話がそれてしまったような印象があるかもしれませんが、
要は、ホームページを作る際には上記のようなことをしっかりと考えていかなといけませんよ、ということです。

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